性感染症検査キットは大変便利ですが、一方では思わぬリスクもあります。

あなたが性感染症検査キットを考えているなら、ぜひリスクも知った上でお使い下さい。

性感染症検査キットはあなたの都合のいい時に、誰にも知られず信頼性の高い検査が出来ます。

 

しかもHIVはじめ、梅毒、クラミジア、淋菌など、主な性感染症はほとんど検査可能です。

こんなすぐれた利便性と信頼性が支持されて、性感染症検査キットの利用者は年々増加傾向にあります。

例えば、HIV検査だけを見ても、こんなに利用個数は増えています。

HIV検査キットの利用数正式版(H28)

*2016年データは2017年6月10日付け朝日新聞・読売新聞などのデジタル版による。それ以前のデータは厚生労働省による。

2016年には年間に9万個以上のHIV検査キットが使用されたのです。

保健所のHIV検査が全国合計で約13万件ですから、いかに郵送式検査キットの利用数が多いかお分かり頂けると思います。

 

しかし、こんなに便利で多く利用されている検査キットですが、絶対に知っておくべきリスクもあります。

当サイトでは過去にそれも記事にしてきました。

ここでは性感染症検査キットのリスクを改めて確認しておきたいと思います。

あなたもリスクを知った上で、有効にご利用下さい。

 

◇性感染症検査キットのリスクとは?

私自身が過去に何回か性感染症の検査キットを使い、そして調べてきた結果、主に4つのリスクがあると思います。

1.性感染症検査キットを利用しない方がいい場合がある。

2.性感染症検査キットの検査に意味がない場合がある。

3.「自己検査キット」は品質・安全性に問題がある。

4.どの検査キットを使えばいいのか、選択を間違うと危険。

この4点です。

性感染症検査キットのリスク

あなたがこの4点を知らずして性感染症検査キットを使うと後悔する可能性があります。十分リスクを知った上で性感染症検査キットをお使い下さい。

では、4つのリスクを1つずつ説明していきましょう。

1.性感染症検査キットを利用しない方がいい場合とは?

「性感染症検査キットを使わない方がいい場合?」

あなたは疑問に感じるかも知れませんが、実際に使わない方がいい場合があります。

意味のないものにお金と時間を使うのはばからしいです。ここ、十分に知っておいて下さい。

 

では、どんな場合に性感染症の検査キットを使わない方がいいのか?

それは次の場合です。

『あなたの体にすでに自覚症状が出ている場合』

お分かりですか?

こんな場合はあなたは検査キットを使うべきではありません。

 

色んな検査キット販売サイトを見ていると、

「こんな症状が出た人はすぐに検査しましょう!」

などと検査キットを勧めているページを目にします。

飛んでもない話です。

 

あなたに何かの自覚症状が出ていれば検査キットなど使っている場合じゃありません。すぐに専門医に診てもらって下さい。

性感染症の検査キットで分かるのは感染しているかどうかであって、治療なんて出来ません。

すでに自覚症状が出ているなら、治療が必要になる可能性が高い訳で初めから病院へ行くべきです。

検査キットでぐずぐずしている間に症状がひどくなる危険性だってあります。

 

ただし、例外もあります。

あなたに現れた自覚症状が病的なものかどうか分からない場合です。

その代表がHIV検査キットです。

HIVの感染初期には熱が出たり喉が痛くなったり、リンパ腺が腫れたりします。しかし、放置していると症状は消えます。

この場合、単なる風邪や体調不良なのか、それともHIV感染の初期症状なのか検査以外に判定方法がありません。

こんなケースにHIV検査キットを利用するのはアリです。

 

あるいは、あなたが女性だったとして、いつもに比べておりものが少し変だと思えばクラミジア、淋菌を疑うのもアリです。

でも、下腹部が痛いとか、不正出血がある場合はすぐに婦人科へ直行してください。

 

2.性感染症検査キットの検査に意味のない場合とは?

続いて検査キットで検査しても意味のない場合について説明します。

まず、梅毒検査キットに関する意味のないケースです。

それは、こんな場合です。

『過去に梅毒感染の履歴がある場合』

これです。

 

一般に梅毒検査キットではTPHA法(T. pallidum hemagglutination)が使われています。

この方法は血液中の梅毒抗体を調べるものなのですが、次の2通りの場合に陽性判定が出ます。

・過去に梅毒に感染したが、現在は完治している。

・現在梅毒に感染している。

この2通りです。

 

つまり、あなたが梅毒検査キットを使って陽性判定を受けても、それが過去の梅毒感染による抗体なのか、現在感染している抗体なのか、その区別がつかないのです。

陽性判定になっても感染しているのかどうか分からないのです。これでは検査を受ける意味がありませんね。

それを知らずに検査を受けて、本当は梅毒に感染していないの感染したと思い込むと大変です。

 

従って、もしもあなたに梅毒感染の履歴があれば梅毒検査キットではなく専門医を受診されてください。別の方法で梅毒感染の有無を検査してくれます。

なお、クラミジアも同様にいったん感染すると完治しても抗体が残ります。

しかし、クラミジア検査キットでは血液による抗体検査ではなく、尿や膣分泌物による抗原検査を行うため現在の感染を検査することが可能です。

 

次に意味がないのは、こんな場合です。

『まだウインドーピリオド期間中である場合』

全ての性感染症には、病原菌に感染してから正確な検査が可能になるまでに一定の期間が必要です。

これをウインドーピリオドと呼びます。この期間中に検査キットを使って陰性が出ても信頼性が低く、本当は感染しているかも知れません。

 

つまり、本来なら安心出来るはずの「陰性」という検査結果が信用出来ないのですから、検査を受ける意味がありません。

これは別に性感染症検査キットだから、と言うのではなく、保健所の検査でも病院の検査でも同じことが言えます。

しかし、特に検査キットでは自己判断での使用になるため、あえてここに記載してあなたに注意して欲しいと思いました。

 

それぞれの性感染症でウインドーピリオドの期間は異なります。

詳しくはこちらをご覧ください。

『検査キットが使えるタイミングとは?』

 

では、ここまでのお話をまとめておきます。

あなたに自覚症状がある場合には検査キットを利用するまでもなく、すぐに病院へ行って下さい。

また梅毒の感染履歴があるときは梅毒検査キットは使えません。病院で検査を受けて下さい。

そして最後にウインドーピリオド中の検査キット使用は検査の信頼性が確保できません。十分にご注意ください。

 

管理人追記:梅毒検査キット(2017年 4月 6日)

本文で説明したように、梅毒感染の既往歴がある人は検査キットが使えません。

しかし、GME医学検査研究所の梅毒検査キットでは、2種類の検査方法を併用することで既往歴があっても検査可能です。

詳しくはこちらをご覧下さい。

■梅毒検査キットはGMEが絶対おススメ!

 

3.「自己検査キット」は品質と安全性に問題あり!

一口に性感染症検査キットと言っても、大きく次の2種類に分かれます。

1.郵送式検査キット
血液や尿、膣分泌物などの検体はあなたが自分で採取し、それを郵送で専門機関に送って感染の有無を判定してもらいます。

あくまでも検査結果の判定は専門家が行います。

国内で製造販売されている性感染症検査キットは全て郵送式です。

むろん、当サイトでご紹介している検査キットも郵送式の検査キットのみです。


2.自己検査キット
検体採取に続いて感染の有無判定まであなたが自分で行う方式です。

HIVやクラミジアなどでこの方式の検査キットが売られています。そのほとんどが海外からの輸入品です。

この自己検査キットについては厚生労働省の関連サイトで品質や安全性に問題があり、使用しないように警告しています。

『HIV検査相談マップ』

 

私が知る限り、自己検査キットを販売、紹介するサイトは近年増えています。それだけ利用者が増えているのかも知れません。

国産の郵送式検査キットに比べて安い価格であったり、その場で検査結果が分かるスピーディーさが受けているのでしょう。

しかし、いくら安くても、検査結果が早く分かっても、肝心の信頼性や安全性に問題があれば意味がありません。

検査結果を信用できない検査など何の役に立つでしょうか。

どうぞあなたは自己検査キットにはご注意ください。

 

4.性感染症検査キットの選択を間違うリスク

この4番目のリスクが性感染症検査キットをあなたが利用するときの最大のリスクかも知れません。

あなたがどの性感染症検査キットを選ぶか、もしもその選択が間違っていたら・・・そのリスクです。

 

例えば、あなたが女性でどうも最近おりものが異常だと感じたとします。

それであなたはクラミジアと淋菌の検査キットを購入して検査をします。検査結果はどちらも陰性でした。あなたはやれやれとほっとします。

 

しかし、実はあなたにはトリコモナスが感染していました。それでおりものに異常が見られたのです。

でもクラミジアと淋菌の検査ではトリコモナスの感染は分かりません。

 

あなたが知らないうちにトリコモナスの感染は進行し、最悪の事態としてあなたは不妊症になってしまう危険性すらあります。

これは最初にあなたがクラミジアと淋菌の検査キットを使おうとしたそのスタートの判断が間違っていたために生じるリスクです。

 

もしもあなたが性感染症検査キットではなく、最初から婦人科で診察を受けていたらどうでしょう。

100%確実とは言えないかも知れませんが、あなたを診察した医師がトリコモナスの可能性まで考慮して検査してくれたかも知れません。

病院ではあなたの症状や感染の可能性からどの性感染症の検査をするべきか、専門の医師が判断してくれるのです。

あなたの判断で検査キットを使うより、より安全で確実なのは当然です。

 

また、万一あなたがクラミジアや淋菌などに感染していることが分かった場合、多くの医師はHIV検査も勧めるはずです。

なぜならクラミジア、淋菌に感染しているとHIVにも感染するリスクが何倍も高くなるからです。

でも、あなたが自分で検査キットを使って検査した場合、そこまで自分で判断してHIV検査を受けるでしょうか。

 

『検査キットでは、検査した病気しか感染の有無は分からない』

この当然すぎるくらい当然な理屈をどうかあなたは忘れないでください。

あくまでもどの性感染症検査キットを利用するか、それはあなたの自己責任です。

 

◇性感染症検査キットの安全な利用法とは?

最後にまとめとして、性感染症検査キットの安全な利用法を私なりに述べてみたいと思います。

1.すでに何かの自覚症状が出ている場合には検査キットではなく病院へ行く。

2.検査時期が適正か必ず確認する。(販売サイトで検査可能時期確認)

3.自分で検査結果の判定まで行う「自己検査キット」は使わない。

4.どの検査キットを使うか、選択は慎重に。検査しなかった性感染症の可能性を忘れずに。自分の選択に自信がなければ初めから病院へ行く。

 

こうした点に注意しながら、性感染症検査キットを利用して欲しいと思います。

要するに、性感染症検査は原則として保健所や病院で受けることがベストです。

 

しかし、どうしても時間的に行けないとか、距離的に困難、あるいは世間体や羞恥心がじゃまして行けない、などの理由があるとき、そのまま放置するよりは検査キットを使ってでも検査する方がいいと思います。

特にHIV検査については絶対に放置しないでください。仮にHIVに感染していても早期に検査で分かればエイズを防ぐことが出来るからです。

それを放置したまま「いきなりエイズ」を発症した後では治療しても後遺症が残ったり、最悪の場合命を落とすことさえあります。

どうしても保健所や病院でHIV検査を受けることが出来ないあなたは、HIV検査キットを使って下さい。

 

なお、HIV、及びHIVを含む性感染症検査には、STDチェッカーをお奨めします。私も何回も使っています。

STDチェッカーのHIV検査は保健所や病院と同じ、第四世代のHIV検査を採用しています。第三世代のHIV抗体検査に加えてHIV抗原を検査します。

これによってHIV感染初期の検査の信頼性が向上しています。

「保健所や病院と同等の信頼性」と宣伝している検査キットが多いですが、私が各社の公式サイトで調べた限り、第四世代のHIV検査を採用しているのはSTDチェッカーのみです。

『HIVを含む検査キットの失敗しない選び方』

 

以上、今回は性感染症検査キットを使う上でのリスクについて述べてきました。

性感染症検査キットは大変便利で信頼性も高い優れものですが、一方では今回取り上げたようなリスクもあります。

あなたはそのリスクを十分理解した上でお使い下さい。

あくまでも性感染症検査キットは自己責任であることをお忘れなく。

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