尿道炎の原因の7割はクラミジア、淋菌です。しかし、残り3割は非クラミジア性非淋菌性尿道炎と呼ばれ、原因菌が他にあります。

今回は、あなたが尿道炎の不安を感じて郵送式の検査キットを使うなら、ぜひクラミジアと淋菌だけでなく、マイコプラズマ、ウレアプラズマの検査も受けて下さいと言うお話です。

 

◇非クラミジア性非淋菌性尿道炎の実態とは?

性感染症の自覚症状は様々ですが、男性の尿道炎、女性のおりもの異常はその典型と言えます。症状が顕著な場合もあれば、何となくいつもと違う、違和感を覚えるといった軽微なものまでレベルは色々でしょう。

症状が軽い、あるいは無症候の場合、いきなり病院へは行かずにまずは郵送検査を利用する人も多いはず。

今回は郵送検査を使った非クラミジア性非淋菌性尿道炎の検証結果のお話です。

 

さて、少しデータが古いのですが、2012年の日本性感染症学会の資料によると、尿道炎の原因菌は以下通りです。

●クラミジア 39%

●淋菌 38.6%

●マイコプラズマ 9.1%

●ウレアプラズマ 13.1%

クラミジアと淋菌の合計が77.6%あります。尿道炎の原因の8割近くはクラミジアと淋菌と言う訳です。従って、あなたが尿道炎を疑ったり、不安に感じたらこの2つの病原菌を検査するのは道理にかなっています

しかし、その一方でマイコプラズマ、ウレアプラズマの2つを足した合計も22.2%もあり、決して無視できない数値です。

そこでSTD研究所では尿道炎の検査を希望する人に対してSTDチェッカー タイプCと言う検査キットを用意しています。

 

■STDチェッカー タイプC(男性用)



販売元:STD研究所

価格:¥5,500+消費税

検査項目:クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ

■STDチェッカー タイプC(男性用)

 

今回は2016年の日本性感染症学界誌(Vol.27,No1)「郵送検査残渣を用いた尿道炎起因微生物の探索」からの情報を記事にしてみたいと思います。

先ほど紹介したように尿道炎の原因はクラミジア、淋菌だけではないことが改めて証明されました。

 

◇郵送式検査キットから尿道炎の原因菌を調べた結果

同タイトルの記事については以下の共同調査によって明らかになったものです。

●国立感染症研究所 感染症疫学センター

●株式会社アルバコーポレーション(STD研究所運営会社)

●早川予防衛生研究所

●あいクリニック

なんと当サイトで何度も紹介しているSTDチェッカーの販売元、STD研究所も参加しての調査でした。

 

さて、いったいどんな調査だったのかを説明しましょう。簡単に言えばSTDチェッカーの検体として利用者から郵送された尿、うがい液を調べ、その中にクラミジア、淋菌以外の尿道炎の原因となる菌がいるかどうかを調べたものです。

むろん、調査の対象となった利用者には事前に承諾を得て実施されています。

調査の実施項目は以下の通りです。

●調査対象となった検体

・2015年1月~5月にクラミジア、淋菌の検査を行った2,541名

・その中でアンケートの回答があった561人

・更にそのアンケートで「気になる症状があった」と回答した145名

・その中でクラミジア、淋菌には感染していなかった131名

・この131名の尿、うがい液を検査した

つまり、何かの症状が気になってSTDチェッカーを利用した人で、クラミジア、淋菌には感染していなかった人の尿やうがい液を調べた訳です。

「やれやれ、クラミジアにも淋菌にも感染していなかった、よかったな。」

と安心した人たちですね。

 

●調査対象となった病原菌

以下の6種類の病原菌を調べています。

1)マイコプラズマ・ホミニス (Mycoplasma hominis) =マイコ・H

2)マイコプラズマ・ジェニタリウム(Mycoplasma genitalium)=マイコ・G

3)ウレアプラズマ・ウレアリチカム(Ureaplasma urealyticum)=ウレア・U

4)ウレアプラズマ・パルバム(Ureaplasma parvum)=ウレア・P

5)膣トリコモナス(Trichomonas vaginalis)=トリコモナス

6)ヒトアデノウイルス (human adenovirus)=ヒト・A

この6種類の病原菌は尿道炎の原因菌となります。

 

では調査結果をご覧頂きましょう。まずは尿検査からです。

 

尿陽性
グラフ1.尿検査

1)マイコ・H 5件

2)マイコ・G 1件

3)ウレア・U 6件

4)ウレア・P 3件

5)トリコモナス 0件

6)ヒト・A 4件

合計19件(16人) 感染率 14.8%

この中でマイコ・Hとウレア・Uの重複感染が2件、ヒト・Aとウレア・Pの重複感染が1件ありました。

今回の調査では、145名中、クラミジアと淋菌の感染者は14人、それに対して上記非クラミジア性非淋菌性の感染者は16人です。(重複含む)

ただし、感染しても自覚症状がないものを含んでいます。

 

元々STDチェッカーの利用者ですから、顕著な自覚症状はないでしょう。それがあれば病院へ行っています。検査キットを使っている場合じゃないはずです。

とにかく、クラミジア、淋菌には感染していなくても、それ以外の尿道炎原因菌に感染しているケースがこれだけあると言うことです。

感染率14.8%は決して小さい数字ではないと思います。

 

では、次にうがい液の検査結果をご覧頂きましょう。

 

うがい液陽性
グラフ2.うがい液検査

1)マイコ・H 12件

2)マイコ・G 0件

3)ウレア・U 1件

4)ウレア・P 4件

5)トリコモナス 4件

6)ヒト・A 1件

合計22件(21人) 感染率 18.6%

この中でマイコ・Hとウレア・Uの重複感染が1件ありました。

この調査結果は感染場所が咽頭部なので直接尿道炎の原因にはならないかも知れません。しかし、そもそもなぜ咽頭感染しているかと言えばオーラルセックスによる感染が考えらえます。

するとこの先には咽頭感染から性器感染へと進行する可能性があり、結果的に尿道炎を発症する危険性もアリでしょう。

しかし、トリコモナスがのどにも感染するとは知りませんでした。全く意外です。

 

◇まとめ

今回のSTDチェッカーによる尿、うがい液による調査では、

●クラミジア・淋菌感染 14名/145人中 感染率9.6%

●非クラミジア性非淋菌性感染 

・尿検査 16人/108人中 感染率 14.8%

・うがい液検査 21人/113人 感染率 18.6%

こんな結果となっています。

日本性感染症学会誌においても考察の中で、潜在的な非クラミジア性非淋菌性の感染が確認出来たとあります。

症状の有無は別にして、今回の調査ではクラミジア、淋菌よりそれ以外の原因菌の方が多く感染者がいました。

 

難しい分析は専門家にお任せするとして、要するに私たちが注意すべきはクラミジア、淋菌だけでなく、マイコプラズマやウレアプラズマの感染についても注意が必要だと言うことです。

あなたが性風俗で遊んだり、不特定多数の人と性的接触を持った場合には念のために検査を受けた方が安心です。むろん、感染しても症状が出るとは限らないので無症候であっても検査は必要です。

病院で検査を受けるのがベストですが、いきなり病院へは行きたくないと思うあなたには、まずは郵送検査キットを使うのもアリです。

ただし、明確な自覚症状が出ている場合には待ったなし、今すぐ泌尿器科など専門医に診てもらって下さい。

症状はないけど不安だ、検査したいと思うあなたには次の郵送式検査キットがお奨めです。

 

■STDチェッカー タイプC(男性用)

尿道炎だけが不安、検査したいと思うならSTDチェッカータイプCが最適です。

販売元:STD研究所

価格:¥5,500+消費税

検査項目:クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ

 

この際だから主要な性感染症を全部まとめて検査したいと思うあなたにはSTDチェッカー タイプUがお奨めです。

■STDチェッカー タイプU(男性用)



販売元:STD研究所

価格:¥20,250+消費税

検査項目:下記10項目

・HIV 梅毒 B型肝炎 C型肝炎

・クラミジア 淋菌

・クラミジア(のど) 淋菌(のど)

・マイコプラズマ ウレアプラズマ

■STDチェッカー タイプU(男性用)